以前の記事で、Markdown記法のことについて書きましたが、実はiPad購入当初からずっと使っているアプリにも同機能があることに気づきました。
それがこれ、Textastic!
高機能なiPadエディタ
iPadを買ったら、このアプリも買いたいと思って、一番最初にダウンロードしたアプリでもあります。
なぜこのTextasticがほしかったかというと、iPadでやりたかったことに、「Bloggerのデザインもいじりたい」という部分がありました。
現状、様々な事情からデザイン修正は「ちょっと無理かな……」と諦めつつありますが、文字色の変更もしてくれるし、HTMLは打ちやすいし、でブログを書くのにずっと使い続けているのでした。
何ができるの?
iOSはプログラミングできるアプリケーションはほとんどありません。そのせいかシンタックスハイライトの機能を持っていないエディタがほとんどなのです。
ところが、このTextasticはそこをしっかり押さえてくれています!
なんと、ほとんどのコーディングルールに対応していて、しかもシンタックスハイライトも使えちゃうし、文字補完機能も揃っている高機能なエディタなのです。
残念ながら、HTMLに限り(?)、日本語文字が含まれていると、プレビュー画面で文字化けするという不具合(仕様?)があります。
これが非常にもったいない! 実はこのプレビュー画面、なんと「Firebug」を使用できるんです。
だから、日本語の文字化けさえなければ、本当にこれひとつでWebサイトのコーディングは実現できると思いませんか?
なので、文字化け対応してほしいなあ……。
クラウドもバッチリ……かな
ローカルにファイル保存できるのは当然です。
しかし、それにプラスして、クラウドストレージにもファイル保存が可能です。
Boxへ連携できます。
また、Dropboxへも保存が可能なはずなんですが、実はこの記事を書いている最中では、なぜかDropboxへの接続は可能なのに開くことができないでいます……。なので、明確にDropboxと連携できると言えません。ぼくだけかもしれませんが、できればDropboxともファイルのやりとりができるようになると、非常に楽ですね。
Markdownもしっかり対応!
どうですか、このカラフルさ!
しっかりMarkdownも対応していて、打っている方も非常に見やすい!
ちゃんと、HTMLに変換する機能もありますし、先ほどのプレビュー機能もMarkdownだと文字化けしません。
こんな感じ。
だから、ぼくのようなブログを書きたい人間には非常に使い勝手のいいエディタです。
案外見当たらない検索・置換機能
個人的に一番嬉しいのは、一括置換機能があることです。これだけで作業効率が著しく上がります!
しかも検索文字の強調もしてくれますし、検索対象をプレビューしてくれるんです。
これ、iPadエディタですよ! ここまでしっかりしてるエディタがあるとは思っていなかったので、嬉しい誤算です。
ソフトウェアキーボードもOK!
ご覧ください。キーボードの上になにやら見慣れないキーがあると思いませんか?
実はこれ、ソフトウェアキーボードを使う時、かんたんに記号や数字を入力できるよう、ファンクション化されているんです。
こういう気配りができるエディタ、ありますけど、ここまでしっかりしているのも珍しくないですか?
こんな風にフリックすることで、目的も文字を選ぶことができます。
ぼくはハードウェアキーボードがあるのであまり使用用途はありませんが、もしなかったとしても、これだけ充実していれば、キーボードがなくとも平気なんじゃないかと希望が湧いてきます。
(実際にはハードウェアキーボードがないと速度が全然違うんで、手放せませんけどね ^ ^;)
まとめ
アプリとしてはちょっと値が張ります。軽々しく買える値段ではありません。
けれど、それだけの価値があるとは思いませんか? いまのぼくの用途はただただMarkdownで文章を書くのみです。1000円近い値段であることを考えると、さすがに宝の持ち腐れかもしれません。
ただ、ぼく自身は非常に満足しているので、それで良しです。だって使いやすいんだもん。
おそらく、iPadを使い続ける限り、ぼくはこのエディタを手放すことはないでしょう!
iPad のeditor として textastic をインストールしてみました。日本語入力はどのようにするのでしょうか?何分初めて使うので戸惑ってます。よろしくお願いします。
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返信削除日本語入力方法が分かりました。iPad pro にATOK アプリをインストールして可能になりました。
返信削除何分 iOS は mac os x と流儀が違うので戸惑っています。
分かりやすいブログありがとうございます。