2015/05/04

ゴールドシップにあっぱれ! 天皇賞に感動

みなさん、競馬って興味ありますか? ぼくは興味ありませんでした。

そうなんです、なかったんです。でも今日の天皇賞を見て、すっかり変わっちゃいました。興味が湧いちゃったんです。

盛り上がっていたウィンズ

ウィンズ道頓堀の前を通りがかったところ、軽いお祭り騒ぎになっていることに気づきました。中を覗いてみると、天皇賞の文字が。ああ、そういえば、天皇賞だったっけ。

周りを見回すと、すでにビール片手に立っているひともいたり、モニターの前は多くのひとで賑わっていたり、なんだか楽しそうでした。

今日の仕事は終わっていたので、せっかくということもあり、ぼくも中に入ってみました。

中はいかにもなおじさんばかりで、ちらほらと家族連れや女性や若い男女がいます。地面に座っているひとが何人かいて、思わず「うーん」と思ってしまう風景。

そんな中、ほとんどのひとの目線を釘付けにしているのが、レースを映すモニター。ぼくも顔を見上げて眺めてみます。

はっきり言って、全然わかりません。だけど、なんとなくワクワクするのを感じます。

なんでしょうね。サーキットや競輪、競艇なんかはあまり見てもワクワクしないものですが、競馬はなぜか見ていておもしろいと感じました。

とはいえ、本当によくわかりません。時間ももったいないし、帰ろうかな……なんて頭をよぎったんですが、せっかく来たのに、もったいなくないか、と踏み留まって、ぼくは続きのレースを眺めました。

その頃、新潟で10レース目あたりが始まるところでした。

せっかくだから参加してみた

やがて、周りの目当てが天皇賞の11レースであることがわかりました。

こうなってはぼくも参加しないわけにはいかない。40分ほど待たなければなりませんでしたが、見届ける決意をしました。

ぼくは読めもしない新聞を買って、わかったフリをして11レースまでの間に新聞を広げていました。

馬券がほしいな。

馬券を買っていませんでした。その時、後ろを振り返ると、「おみくじ馬券」なんてものがありました。

500円で、3連複を5枚分買うんです。中身はいっさいわからない、福袋みたいなもの。いまさら並んで馬券を買うのは、混雑状況を鑑みてもちょっと苦しい。だったら、まず最初の一発目は、運試しでいいんじゃないか? そう考え、ぼくはそのおみくじ馬券を買いました。

JRAのロゴと馬のマスコット(?)の絵が入った、可愛らしい小さな封筒。

中を開くと、

馬券。5枚じゃないんだ、と思いつつも封筒に戻し、おまもりのような感覚でポケットに仕舞いました。

最高の盛り上がりを見せた11レース

11レースが近づくと、周りにひとが集まってきました。

ひとが集まれば、次第に熱気も湧いてきます。

そんな中、始まった天皇賞11レース。ぼくは勝手に、パドックで調子が良さそうに見えた15番のサウンズオブアースが勝つんじゃないか、などと考えていました。

1番のゴールドシップがゲートに入りたがらず、後ろ足でひたすら蹴りを入れている姿に馬は和みます。「こりゃあかんわ」という言葉もちらほら。ぼくは、ここで暴れてしまうと、馬のスタミナがなくなってしまうんじゃないかな、とよくわからずに考えていました。

やっとのことでゴールドシップがゲートにつき、他の馬もゲートに入ります。

発馬。やはり予想通り、ゴールドシップは最後尾。他の馬はぐんぐんと先に進みます。

……と思っていたら、なんと、途中からゴールドシップが怒涛の追い上げ。なんと、ごぼう抜きでトップに躍り出ます。その瞬間、ぼくは全身に鳥肌が立つのを感じました。思わず「すげえ」と声をあげました。

あの発馬前の状態からこんなことになるなんて、だれが想像できたでしょう? ぼくはあまりに予想できない、ものすごい展開に見とれてしまっていたのです。

本当にすごかった。騎手のガッツポーズしている姿が印象的でした。

もうちょっと知りたい競馬のこと

ちなみに、結果は1–14–2ということで、ぼくの馬券は紙くずになりました。

ぼくが勝つんじゃないかと思っていたサウンズオブアースは9着。やっぱり当てるのって難しいんですね。買った新聞のコラムでも、だれもこの展開を予想できていませんでした。

お祭り騒ぎを冷やかしにきたつもりが、妙に興味を持ち始めてしまいました。せめて、新聞に書かれていることぐらいはわかるようになりたい。

そう思い、帰り道で本を買ってしまいました。

「勝ち馬がわかる競馬の教科書」です。ネットで見て、結構評判がよかったのでこれにしました。

これを読みながら、これからものんびり楽しめたらいいな、と思っています。

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