残業って賛否両論ですよね。ぼく自身は残業大っ嫌いです。残業なんてなくなればいいと思うし、残業なんて可能な限りするべきじゃないと思っています。実際、そう思うひとは多いんじゃないでしょうか。
ぼくは残業の多いひとは効率の悪いひとだと思っていました。けれど、いざ自分が残業せざるを得ない状況に陥ってみると……さすがにそれは主張できなくなってしまいました。
※けっして「ぼくが非効率なオトコ」ということを否定するわけではありません。
負荷が高まるのは認められているから?
ぼくは残業嫌いです。これは根本から変わっていません。昔は30時間も残業したことがありませんでした。
近頃、残業するひとって主に2つのタイプにわかれると思うんです。
- ミスやトラブルのために残業して対処するしかないタイプ
- 認められているが故に仕事が増やされるタイプ
実はぼくの会社でも、この2つのタイプにわかれます。
ひとりはとある案件を持っているのですが、中規模程度の案件かと思いきや、あれよあれよと規模が増えてしまい、収集つかなくなってしまったパターンです。トラブルは決して彼のミスだけではありませんが、少なくともうまく立ち回れなかったのは事実らしく、ここ数ヶ月、日付が変わるほどの残業が続いているようです。
もうひとりは、特別大きな案件を抱えているわけではありませんが、とにかく残業が多い。休日出勤も毎週のようにやっていますし、出勤していなくとも自宅で作業していることがほとんどです。ただ、彼は社内で相当認められています(残業や休日出勤を厭わなさすぎる仕事の仕方はむしろ非難されていますが)。彼はもうじき、複数の大きな案件を抱えることになりますが、これは彼が認められているからです。当然、残業は増えるでしょうね。
残業が多いのは無能の証?
ぼくは決してそう思いません。さっきも書きましたけれど、もちろんうまくいかないから残業しなければならないひともいれば、残業しないといけないほど仕事を抱えているひとがいることも事実です。
残業しないといけないほどの仕事量について、他の会社だとどうなのかわかりませんが、ぼくはそのこと自体は悪い理由じゃないと思っています(やりたいわけじゃないですよ)。
ぼくの会社の話にしますが、ぼくの会社は残業代全額支給です。でも、無意味な残業を選ぶ人間はおそらくひとりもいません。だって、残業って無駄なんだもの。みんな、それぐらいわかっていますよ。だから、残業しないといけない時じゃなければ、絶対に残業しません。
「残業した人間に褒美を与えるシステム」といわれる残業代に批判が集まるのはわかります。ですが、それを言うと、結局のところ、残業をしなければいけないひとの、やりたくないことに対するモチベーションが低下します。それを防ぐのであれば、残業代のシステムは残していて妥当じゃないでしょうか。
少なくとも、給料をかんたんに上げられる状態にならない限り、残業代制度はなくすべきではありませんし、もっといえば、残業代ゼロ法案なんて通しちゃいけないんです。
……と、ぼくは思うわけです。だから、残業が無能の証だなんて、ちょっと暴論すぎませんか?
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