ちかごろ、忙しいんです。帰宅すれば、すでに日付は翌日。朝は5時か6時に目を覚まさなければ遅刻。なかなかきついわけです。
そういえば、社会人一年目の頃、睡眠時間がもったいない症候群に陥り、睡眠時間削減を目指したことがありました。
もったいない症候群の果てに
ぼくはもともと8時間ぐらい、眠りたいんです。
とにかく眠るのが本当にもったいないと感じて仕方なかったんです。
この気持ちを抑えるには、まず睡眠時間を短くしなければならない。
ぼくは普段、12時に寝るので、6時に目覚めれば6時間睡眠で、そこそこの活動時間を確保できます。
そこで、ぼくは6時間睡眠を実践することにしました。
6時間睡眠で得たもの
1ヶ月ほど試してみたところ、次第に身体も6時間睡眠に慣れ始め、徐々に早起きのメリットが出てきました。
まず、活動時間を確保できたのは大きいです。新聞も読めるし、食事もしっかり食べられる。音楽だって聴けるし、本だって読めちゃう。
最初こそ眠かったものの、慣れれば少しずつ、朝に強くなったように感じてきます。
自由な時間を得られたことは、本当に大きなことでした。
すっきりさわやかな気持ちで自由にいられる。開放感で満たされる毎日でした。
さて、一度満足すると、今度は次に進みたくなります。そこで、ぼくは一時間削り、5時間睡眠を始めました。
無理は長続きしないもの
5日ほど経過したある日。目覚めると、明らかに体調が悪い。
熱、腹痛、頭痛、吐き気、倦怠感、などなど。いろんな不調が次々と露呈してきます。
原因は明らかに睡眠不足でした。出勤してもボーっとして、昼食後なんかは本当にいまにも眠りこけそうなほど、睡魔が襲ってきます。
5時間程度で? って思いませんか? ぼくは思いましたよ。たった5日でこうも体調が崩れるものなのか、って。その時、いかに睡眠が大事か、気づかされましたね。
結局、ぼくは5時間睡眠を断念し、6時間睡眠に戻しました。途端、体調不良は元に戻り、ぼくはいまでも6時間睡眠で日々を過ごしています。
必要だから眠る
ひとによっては睡眠時間が3時間程度でも平気だったりします。かの有名な作家、京極夏彦なんかも睡眠時間が極端に少ないひとですが、4時間で目覚めないと逆に不調になってしまうらしいですね。
うーん、ぼくには理解できない。ぼくはやっぱりぐっすり眠りたいですね。
きっと、社会人になりたてで張り切っているひとは、ぼくと同じように睡眠時間を削ることを考え始めるでしょうが、ぼくはおすすめしません。やめておいたほうがいいです。睡眠は人間に必要なものです。これをないがしろにするなんてとんでもない。どうせ、将来は眠れなくなるんだから……。
どうしても、というのであれば、ちゃんと自分の限界を知りましょう。ぼくは6時間が限界なので、理由がない限り、それ以上早くは起きません。
時間を有意義に使うための努力でも、身体が壊れてしまえば、水の泡ですからね。
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